微かな虹を桜に見る。 ここは、日本。 美しい国日本が、切り売りされている現状。 企業は、既に切り売りされた。 国民の切り売りも始まっている。 何のため？ 今回、ウイルスにより2万人が、失業しました。首切りです。そして、都知事選。クラスターを、発生…

虹を何年見ていないだろう。 子供の頃、太陽を背に、空高くホースで放水したのを思い出す。 今は、そんな子供たちの姿さえ無い。 過去作は、こちらに遺します。https://note.com/ofjt27

あの日から、４年と２７日が過ぎた。 今、俺は、西の海岸のある町に猫と二人で住んでいる。 海に辿り着いた日。 海は青かった。空が青かったから。 波の音と仕草の心地良さ。 毎日、俺は海へ足を運び、ついに、上空からの水が海に降り注ぐのを見た。 遠くは…

「待ってたよ。エルシャコフ」 「私こそ、また、こうして話ができることをどれほど待ち望んでいたことでしょう」 「早速だが、ひとついいかね？」 「どうしましたか？ 随分と慌てているご様子ですが」 「ああ。 時間が無いのだよ。 急ぎで悪いが、例のへびの…

不確実性が益々強まる世の中で、人は私も含め、無宗教の人間にとって 指示する政治政党の無い人間にとって。 正社員という枠組みで生きていない人間にとって。 地域のコミュニティが崩壊されつつある独り暮らしの人間にとって。 普遍的なもの。不変なもの。 …

まわりを見渡せば、みんなが幸せそうに過ごしていますが 実際は、そうでもありません。 あなたは、情報弱者ではありません。 明日も、道端で、人は死んでいます。冬ではないので、少ないですが。 ここにたどり着いているということ自体、情報の嵐の渦に巻き…

食事が終わると兄が神妙な顔で話始めた。 「宇宙へ行きたいと思うか？」 「いいえ」 アーチャは即答した。 「兄さんはいきたいと思うんですか？」 「微妙だな」 と答えると兄は目を伏せた。きっと、行きたいのだろうと思う。 この地を離れて海を見たいと言っ…

日本人にとって、 米が無いと生きていけないのだとしたら。。。 もしくは、隣接する大国に頼る以外生きていけないとしたら。 米がとうとう、自国民に対して軍を発動することをためらわない旨を表明しました。 米の２０年前が、日本の今」 そう言われてきた時…

その日は、翌日に来た。 「おはよう。アーチャ」 兄は、テーブルの上に置いてある水差しから、水を飲んだ。 「ありがとう。美味しいよ。汲みたてだね」 「はい」 「今日は、何曜日だい？」 「火曜日です」 「そうか。。。。随分、寝たもんだ。すっかり、元気…