8 ある日、カインは、「野へ行かないか」と弟アベルをさそいました。そして、野で不意にアベルに襲いかかり、殺してしまったのです。 9 そのことがあってから、主はカインに尋ねました。「あなたの弟はどこにいるのか。アベルはどうしたのだ。」
「そんなこと、なぜ私が知っていなければならないのですか。弟の行く先をいつも見張れとでもおっしゃるのですか。」
10 「あなたの弟の血が、大地からわたしを呼んでいる。あなたはなんということをしてしまったのか。 11 弟の血で大地を汚すとは。あなたはもう、ここに住むことはできない。 12 これからは、いくら働いても、大地はあなたのために作物を実らせない。この先あなたは放浪者となり、当てもなくさすらうのだ。」
13 カインは言いました。「そのような罰は重すぎて、とても負いきれません。 14 この地から追い出され、神様の前からも追い払われて、放浪者にまで落ちぶれるなどとは。私を見たら、だれでも私を殺そうとするでしょう。」
15 「心配しなくてよい。あなたを殺させたりはしない。そんなことをする者は、あなたの被るものの七倍の復讐を受けることになる。」こう約束すると神は、彼が殺されないように、カインに一つのしるしを与えました。
† 祈り
カインは、1つのアベルに言いました。
土壌でカインは、立ち上がると1つのアベル
兄弟を殺しました。
主はカインに言いました。
「アベルは、何処にいますか?」
兄弟は言いました。
「兄弟を守ることは、知っています」
言いました。
「何をしましたか?
兄弟の血の声が、土壌で叫んでいます。
土壌は、呪われました。
口を開いて、兄弟の血を、手が取りました。
それで、土壌を耕し続ければ、力を与えます。地を、さまよい逃げる」
カインは主に言いました。
「罪の大きさを受け入れます。
追い出す日。土壌の表の表から隠されます。
地をさまよい逃げる者として存在するようになります」
主は言いました。
「カインを攻撃すれば、7倍の罰があります」
主はカインに、滅ぼされないしるしを置きました。
† 祈り
1つのアベルの
1つは、ヘブライ原語で、(エル)
次の場所に記述されています。
神はまた言われた、「天の下の水は1つの所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 創世記1:9
主は地の上に人を造ったのを悔いて、
(1つの)心を痛め、 創世記6:6
ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。(1つの)あなたは子らと、妻と、子らの妻たちと共に箱舟にはいりなさい。
創世記6:18
ところで、初出の口。
口は、ヘブライ原語で、(ペー)
次に登場するのは、ノアの方舟の時代です。
はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、口には、オリーブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。
創世記8:11
口は、何のためにあるのか?
手は、何のために創られたのか?
手だけのモデルさんが、居るそうです。
デッサンの練習にも使われる人間の手。
園の木から果実を取って口から食べる。
現代、人が、死んだら、土に還るのは、
当たり前のことなのでしょうけれども、
母なる大地」という言葉があるように、
土壌は、死んだ人間を埋める為でなく、
美しく美味しい食物を、育みたかった。
ことでしょう。
まして、血など。
ここから、人間の歴史。
血の歴史が始まります。
天を仰いで、
大地に平伏す。
鳥の囀りが聞こえた。
つづく